国際人材交流で歴史的な役割を果たしてきた英国のロ-ズ基金奨学制度(奨学生にクリントン大統領やフルブライト上院議員等がいる)を範として91年より実施しているものです。英国の優秀な青年に、20ヶ月日本語と日本を学習してもらい、将来、英国の次世代指導層に日本を理解するグル-プを創り、日英の掛け橋になってもらうことを目的としています。
コース概要:
公募によって、毎年7名前後の英国人が選ばれます。英国の外交官を範にとり、20ヶ月間、日本で日本語修得と日本についての学習をします。
日本では約10ヶ月東京で日本語を学習した後に、東京以外で夏に一ヶ月のホ-ム・ステイを経験して、各人に日本の通常の家庭生活を実体験することにより、日本人への親近感を深めてもらいます。その後東京に戻り、9月から午前中は原則として日本語学校で日本語学習を行い、午後は各自の専門分野にあった職場で研修を行い、翌年1月から4月までは終日研修になります。
2002年現在、第12期生まで、合計81名が奨学金を受けております。
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